あやみんときもの。

きもの好きの気ままな忘備録。

土用の丑の日ってよく聞くけど結局いつなん?

こんにちは!あやみんです。

今日は土用の丑の日ですね。みなさま鰻はもう召し上がられましたか?✨

私は今日のランチで板前さんより「今日は土用の丑の日なのでいつも穴子にしてる小鉢を鰻に変えてます」と粋な説明を受け、今日が丑の日だと知った次第です。

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AWOMBさんにて♬蓮根の下に鰻が隠れていました。

家族にその話をすると「土用の丑って8月2日ちゃうかった?」という話からスマホで色々調べはじめ、気づけば今パソコンの前に座ってブログに書き起こしております🖋

土用の丑というと夏のイメージが強いですが、年に数回(それも年によって回数が異なります)、季節毎にあることをご存知でしたか?

まずは「土用」の意味合いについて。

立春立夏立秋立冬。この四立(しりゅう)が深く関係しています。五行において万物は火、水、木、金、土の5種類の元素からなるとされていますが、春に木気、夏に火気、秋に金気、冬に水気を割り当てており、残った土気は季節の変わり目に割り当てられている為、この時期を土用と呼んでいます。つまり土用とは四立の前であり、約18日間を指しています。夏だけではなかった!

続いて「丑の日」について。

おうちに吊ってあるカレンダーをよく見てみてください🗓カレンダーの中には日付の下に小さく ね、うし、とら…と書いてありませんか?(書いていなかったらすみません😓)昔の暦では日にちを十二支で呼んでいました。なので今日は丑の日なのです。

つまり…

今日は立秋(今年は8/7)前の18日間かつ丑の日に当たるので「土用の丑の日」ということになります!そして、今日から12日後の8/2もまた、土用の丑の日!四立の前に土用の丑の日が1度だけの日もあれば2度訪れることもあります♪今日鰻を食べそびれた方は8/2にぜひ召し上がってください。

…とここで気になるのは、夏=土用=なんで鰻なのかということ。

その答えは江戸時代にあるようです👘味が濃くてこってりしている鰻の蒲焼は、夏は旬でもないのでなかなか売れず…とある鰻屋さんが江戸の超有名な蘭学者である平賀源内に相談を持ち掛けたのだとか。そこで天才の平賀源内は夏バテと鰻の栄養価の高さをうまく掛け合わせ、鰻は夏を乗り越えるのに最適だと考えました。また、丑=うのつく食べ物は縁起がいいという語呂合わせを考えた結果、

「本日土用丑の日」

といういかにもキャッチーなコピーを看板にしたことで、次々とお客さんの目に留まり鰻屋が大繁盛していったそうです👭🏻他の鰻屋も真似するようになり、特に夏の土用の丑の日には鰻を食べることが習慣化していったのですね!

他にも宣伝文句を考えコピーライターの元祖とも言われている源内さん。あっぱれです👏

 ちなみに、鰻以外にも梅干し、うどん、馬、牛など栄養価の高い「う」のつく食べ物を食べるとよいとされています!そういえば今日一緒に出掛けた後輩ちゃんが月ヶ瀬さんで梅のかき氷を頬張っていました。たまたまにしてはすごい。

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私は宇治しぐれ。…あ!うがついてる!

すみません。こじつけもいいとこですね。どちらも美味しく頂き、夏バテを回避💛

季節の変わり目はいつの時代も体調を崩しやすいので、栄養価の高いものを沢山食べて夏を乗り越えましょうね💪✨

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涼しい顔してますがさすがに暑すぎて汗も止まらへん。でも晴れ女の底力をまたまた発揮、今日も今日とて1mmも雨に濡れることなくお散歩できました♪めでたしめでたし。

 

🍉あやみんでした🍉