桜のきものは春しか着られない?
こんにちは!あやみんです。
前回のブログにて、KIMONO展レポをご紹介しましたが、今回はきものの紹介をさせていただきます👘
こちらです⇩⇩
きもの…桜🌸
帯…葡萄🍇
きものと帯の優しい色合いがぴったりだったので、またまた同じカラーの帯締を合わせてワンピースのように統一感を出してみました♫
真夏なのにがっつり桜😳と、違和感を覚えた方もいらっしゃるかもしれません。季節の柄は先取りしてこその着こなしのはずやのに、夏に桜…いや、葉桜どころか完全に散ってますやん。と普通なら思うところ。
でも、このきものが絽の「夏着物」であることがポイントです。絽はおよそ7〜8月、前後の6月9月は気温によって単と使い分けています。(時期だけできものを選んでしまうと暑くてたまらなかったり、意外と涼しくてスースーしたりするのでとらわれすぎないでください…)
この時期に着る夏着物に、あえて桜の柄が取り入れられていることからも分かるように、桜は時期を問わず着られる柄なのです🌸
桜はただ美しいだけではなく、きものの柄としては縁起のよい意味合いが込められています。"さくら"という名前の由来は諸説ありますが、古い言葉で、さくらの"さ"は「田の神・穀霊」、"くら"は「神座(神のいる場所)」を意味していたそうで、春になると山の神様が田の神様に変わり、山から降りてくる途中で桜に宿るため、五穀豊穣の象徴とされてきました。桜やお花見は日本人の春に欠かせませんが、お花見も昔は桜の下で五穀豊穣を願って行う行事として始まったのだとか。
ただ、枝葉のついた桜の柄は冬から春にかけて着るのがよいとされているそう…私のきものをじっくり見てみると、枝葉ありでした。ただ他の草花柄も入っているので、THE SPRING🍡という雰囲気ではないように感じます。
きものって色々と決まりがあって何が正しいのか分からない…ことが多いと思います。私も知識が100%あるわけではないので、その都度調べることも多いです。TPOは勿論ありますが、結局よく分からなくてきものを着る機会を失う。敷居が高くなってきものから遠ざかってしまうのはとても悲しいです。もっと自由に、着たいものを着られる方がひとりでも増えたら、それほど嬉しいことはありません。
✨きものを自分らしく愉しむ✨
ことをモットーに、これからもきものをもっと身近に感じていただけるよう私なりに発信していきたいと思います♪
🌻あやみんでした🌻